コラム

知って納得!初めてのかたへ

大切な方を亡くされたとき、多くの方が直面するのが「葬儀ってどうすればいいの?」という不安です。
特に初めて喪主や遺族として葬儀を経験される方にとっては、突然の出来事に気持ちが追いつかず、何から手をつければいいのか分からないことも多いでしょう。

この記事では、葬儀の基本的な流れ、費用の目安、事前に知っておくべきポイントなどをわかりやすくご紹介します。
不安を少しでも軽減し、後悔のないお別れの時間を迎えるための参考になれば幸いです。


1. 葬儀の主な流れ

葬儀にはいくつかの段階があり、地域や宗教・宗派によって多少の違いはありますが、一般的には以下のような流れで行われます。

【1】ご逝去〜搬送

・医師による死亡確認
・葬儀社へ連絡し、故人の搬送を依頼
・自宅または安置施設へ搬送

【2】打ち合わせ・日程の決定

・宗教(仏式・神式・キリスト教式など)の確認
・喪主の決定
・葬儀の形式(家族葬・一般葬・一日葬など)を選択
・通夜・告別式の日時と会場を決定

【3】通夜(前夜祭)

・僧侶による読経(仏式の場合)
・焼香や弔問の対応
・喪主による挨拶

【4】告別式・火葬

・読経・焼香・お別れの儀
・霊柩車で火葬場へ移動
・火葬・収骨

【5】初七日法要(地域により当日行うことも)

・近親者を中心に簡略な法要を実施
・精進落としの会食をする場合も


2. 葬儀にかかる費用の目安

葬儀費用は形式や地域、参列者の人数などによって大きく変わります。一般的な目安は以下の通りです。

費用項目内容相場(目安)
葬儀基本費用祭壇、式場使用料、人件費など約50〜100万円
火葬料火葬場の利用料約5〜10万円(地域により異なる)
飲食・返礼品費用通夜振る舞いや香典返しなど約10〜50万円
宗教者への謝礼お布施(仏式の場合)約5〜30万円

合計で100万円前後〜200万円が一般的ですが、最近では20〜50万円程度の「家族葬」や「直葬」など、費用を抑えた形式も増えています。


3. 事前に知っておくと安心なポイント

● 葬儀社はすぐに決める必要あり

ご逝去後、病院などから「早めに搬送を」と言われるため、あらかじめ信頼できる葬儀社を探しておくことが重要です。
無料相談や資料請求をしておくだけでも、いざというときに落ち着いて行動できます。

● 「家族葬」って何?

近年選ばれることが多い「家族葬」とは、身内や親しい方のみで静かに送る小規模な葬儀です。
費用が抑えられる反面、後日訃報を知った方が訪問してくるケースもあるため、対応を考えておく必要があります。

● お布施の金額に正解はない

「お坊さんにいくら包めばいいの?」という疑問は多くの方が持ちますが、明確な決まりはありません。
地域や宗派、ご縁の深さによっても異なりますので、葬儀社や寺院に直接相談しても問題ありません。

● 事前相談や生前見積もりは利用すべき

最近では「終活」の一環として、生前に葬儀内容を決めておく方も増えています。
無料で見積もりが取れる葬儀社も多く、費用や流れが明確になるため、安心感があります。


4. よくある質問(FAQ)

Q. 急な葬儀で準備できるか不安です
→多くの葬儀社では24時間365日対応の体制が整っています。まずは連絡し、プロに任せましょう。

Q. 香典はどうすれば?
→金額の相場は関係性により異なりますが、親族であれば1〜5万円、友人や同僚は5千〜1万円が一般的です。

Q. 喪服がない場合は?
→できれば黒のスーツやワンピースが望ましいですが、地味な色合いの服装であれば問題ないケースもあります。


まとめ:落ち着いて、ひとつずつ

葬儀は突然の出来事でありながら、多くの決定事項があります。
「何をすればいいのか分からない」と感じるのは当然のこと。だからこそ、信頼できる葬儀社としっかり相談しながら、故人を偲ぶ時間を大切にしてください。

事前に少しでも情報を得ておくことで、心の余裕をもってお別れの準備ができます。
この記事がその一助となれば幸いです。

電話アイコン

24時間365日いつでも対応

0120-30-0444

携帯電話からもご利用できます

24時間受付中 お問い合わせフォーム

まずはお気軽に
ご相談ください

故人様、ご家族にとって、
悔いの残らないものにするため、
なんでもご相談ください。